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飛騨和牛工房では、開業当初の平成10年から現在に至るまで、黒毛和牛の肥育・繁殖に取り組み、
一貫して一頭一頭に繊細な心遣いと愛情で接しています。現在は繁殖牛100頭、肥育牛270頭の黒毛牛を私たちスタッフで
育成いたしております。
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スタッフ 幅 直子
●苦労したこと
生き物相手なので予想できないような様々な事が起きます。痛い!と訴えられないので少し目を離しただけで大怪我につながってしまうこともあります。言葉が通じないため牛の痛みをわかってあげられない時はやはり辛いですね。
●面白いと感じること
臆病だけどよく人を観察していて好奇心旺盛なので、初めて来る人には興味を持っていることがわかります。また、社会性の強い動物なので新入りやボスの立場がはっきりしていてとても面白いです。特に若い牛は自分のこどもとかぶることがあり可愛いですね。繁殖牛に関しては長い付き合いになるので特別な思いがあります。
●今後の抱負
種付け作業を特に気にかけ、舎長の意向に添えることができるようにしたいと思います。 -
スタッフ 山本 嘉明
●注意していること
獣医さん含め来訪者を衛生記録簿に記録し、必ず長靴を変えていただくことを徹底しています。岐阜県で豚コレラが確認され感染拡大防止のために大量殺処分されたことは記憶に新しいですが、牛も同じように1頭でもコレラ菌などにかかると飛騨中に広まってしまうので細心の注意を払っています。
●今後の抱負
牛の健康を第一に、防疫体制を万全にしたいと思います。